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令和4年5月28日 第11回「おとなのがん講座」を開催しました


荒川区にあるホテルラングウッドにて無料がん講座を開催し、都立駒込病院の脊山泰治先生と乳がんサバイバーの風間沙織様にご講演いただきました。

 

脊山先生から、まずは「がんの基礎知識」そして「がんを見つけるには?」最後に「治療と患者のサポート」についてお話を頂きました。

がんの主な原因として生活習慣・細菌ウイルス・遺伝などがあり、がんは50歳以降、発症率が高まります。がん対策には一次予防として生活習慣の見直し、二次予防として早期発見・早期治療が重要です。国が定める5つのがん検診を定期的に受けることで早期にがんを発見することができます。

そしてもしもがんになってしまっても、現在は仕事と治療を両立することができます。がんへの正しい理解が誰もが暮らしやすい社会へと繋がるのではと話されておりました。

 

サバイバーの風間様は一般企業に勤務されている女性で、今回はご自身の闘病体験とがん遺族としての立場からのお話をいただきました。

自己触診でがんを見つけて早期での発見でしたが、左乳房を全摘出し再建しました。抗がん剤受けその後ホルモン治療をし、現在術後8年が経過し再発もない状態です。

また、ご家族も同じ乳がんに罹患された時のお話もされました。

「がんとわかってからは、治療のこと、お金のこと、家族のことなどたくさんの決断を迫られますが、早期で見つかればそれらを考える時間の余裕があります。また早期であれば比較的簡単な治療、手術だけで抗がん剤治療をしなくても済む場合もあります。」とがん検診受診の重要性を伝えておられました。