栄養士の方へ

ヤクルトの父 代田 稔 博士

昭和初期、日本では食糧不足による慢性の栄養失調や、劣悪な衛生状態による赤痢などの腸管感染症で多くの人命が失われていました。このことに心を痛めていた代田博士は、「菌をもって菌を制する」という考え方から、腸で病原菌を抑える乳酸菌の研究を開始しました。1930年(昭和5年)、代田博士は生きて腸に届く強い乳酸菌を選び出し、さらに強化することにより「乳酸菌 シロタ株」を誕生させました。そして、「乳酸菌 シロタ株」を人々の健康増進に役立てたいと考え、1935年(昭和10年)、ヤクルトの製造・販売を開始しました。現在では世界中で多くの人々に飲まれています。

代田博士の考え=代田イズム

良い菌の力を借りて、腸内フローラのバランスを改善し、からだ本来のチカラを呼び覚まし、病気を予防しようという健康法をプロバイオティクス健康法といいます。

     
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